ブラジルミッション(省エネ・ソリューションWG 中南米SWG)

省エネルギー・ソリューションWGの中南米SWGは、8月22日からミッションを派遣し、ブラジルの省エネ動向の調査を行うと同時に、セミナー開催による技術訴求並びにビジネスマッチングを行った。 ブラジルの景況は、非常に悪く2015年度もマイナス成長、回復は早くても2016 年末になると見られている。しかし、景気は悪いものの、水不足に伴う電力不足から(主力電源が水力発電)、電気料金が高騰しており、省エネに取り組む機運は高くなっている。投資についても、従来、生産拡大のためのものが優先されてきたが、省エネ投資の優先度が高くなってきている。 ブラジル工業連盟とのビジネスマッチングでは、具体的なニーズを持った企業が来訪し、新エネ(太陽光、メタン発酵)やタービン、ヒートポンプ、ボイラー、省エネ硝子などの省エネ機器・材料への具体的な引合いに繋がる話となった。

COBEE展示会
COBEE展示会

  • 日時:2015年8月22日(土)~9月3日(木)
  • 主な面談先:JICAサンパウロ駐在、日伯商工会議所、JETROサンパウロ事務所、ABESCO(ブラジルESCO協会)及び同協会主催の省エネ国際会議(COBEE)、CNI(ブラジル工業連携)及び共催ビジネスマッチング、加えて、ポルトアレグレで開催された日伯経済合同委員会
  • ミッション参加メンバー:前川製作所、旭硝子、日立造船、川崎重工、横河電機、事務局。またビジネスマッチングには現地から三浦工業も参加した。