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【活動報告】マレーシアSEDA庁舎の「Nearly ZEB」化実証プロジェクトが、日・マレーシア首脳会談の共同声明に明記されました

 2026年6月10日に東京で開催された、高市早苗内閣総理大臣とマレーシアのアンワル・イブラヒム首相による日・マレーシア首脳会談において、両国間の経済・エネルギー協力の進展を示す共同声明が発表されました 。

 この共同声明の第12項において、アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)の枠組みの下での協力深化の一環として、現在当協議会(JASE-W)のZEBソリューションワーキンググループ(WG)の会員企業が参画し推進している「マレーシアにおける初のニアリー・ゼロ・エネルギー・ビルディング(Nearly ZEB)」の取り組みが、エネルギー効率化に向けた重要な一歩として高く評価・明記されました。

 

■ 共同声明で言及されたプロジェクトについて

 本案件は、マレーシアの持続的エネルギー開発庁(SEDA)の既存庁舎を対象とした実証プロジェクトで、日本の優れた省エネルギー技術やエネルギーマネジメントシステム(BEMS)、そして再生可能エネルギー技術を組み合わせたトータルソリューションを導入することで、大幅なエネルギー削減を実現し、建物の「Nearly ZEB(ニアリー・ゼロ・エネルギー・ビルディング)」化を目指すものです。

 JASE-WのWGでは、経済産業省 資源エネルギー庁をはじめとする政府機関と連携し、東南アジア諸国におけるZEBの概念普及、基準づくり、そして日本発のシミュレーションツールの展開を長年にわたり地道な活動を続けてまいりました。今回の首脳会談における言及は、そうした官民一体となった「日本型ZEB実証事例」の創出が、国家間の戦略的パートナーシップの強化に直結する重要な成果として結実したものです。

■ 今後の展望

 JASE-WのZEBソリューションWGでは、今回の首脳レベルでの高い評価を大きな弾みとし、マレーシア国内でのさらなる横展開(地方自治体への波及等)を図るとともに、タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピンなどASEAN各国において、日本の優れた脱炭素ソリューションの展開と市場形成をより一層加速させてまいります。

 引き続き、会員企業の皆様の技術力とノウハウを結集し、アジア地域のエネルギー安全保障と経済成長、そして脱炭素化の同時実現に貢献してまいります。

 

【参考リンク】

 ・外務省:日・マレーシア共同声明(2026年6月10日)

  日マレーシア共同声明:(和文)https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/101041876.pdf

             (英文)https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/101041875.pdf